Atlassian Guard の価格とライセンス
管理の役割
組織管理者とは、組織の作成、ドメインの申請、申請したドメインに含まれる全ユーザーの管理 (アカウント プロファイル、メール アドレス、パスワードの変更を含む) を行える管理者です。また、Atlassian Guard サブスクリプションを通じて、組織のセキュリティ ポリシーの設定や適用も実行できます。組織管理者になるには、そのユーザーがあらかじめクラウド サイトのサイト管理者である必要があります。そのうえで、既存の組織管理者が新しいアカウントを新しい組織管理者として追加できます。 |
サイト管理者やその他の管理者はクラウド・サイトで管理され、請求担当者は my.atlassian.com で管理されます。アクティブ・ユーザーのサイト管理者がいない場合、社内 IT チームに連絡して、前任者に関連付けられているメール・アドレスへのアクセス権を付与してもらう必要があります。その後は、クラウド・サイトから [Unable to access your account?(アカウントにアクセスできない場合)] リンクを使用できます。 |
ドメインの検証が完了すると、そのドメインのユーザーの Atlassian アカウントは「管理対象」アカウントになります。これによって組織管理者は、管理対象アカウントの名前とメール アドレスを管理できるようになります。組織管理者はまた、管理対象ユーザーを無効にすることもできます。無効にすると、すべてのクラウド製品と、my.atlassian.com などの Atlassian アカウントを使用する他のすべてのシステムへのアクセス権が削除されます (support.atlassian.com/ja や community.atlassian.com など)。 請求対象アカウントとは、Jira、Confluence、Bitbucket、Jira Service Management (エージェントのみ)、または Trello へのアクセス権を持つすべての管理対象アカウントのことです。これらの製品のいずれかでアクセス権を持っているユーザーは、請求対象とみなされます。 すべての管理対象ユーザーが Atlassian Guard Standard のサポート対象製品へのアクセス権を持っているとは限らないため、組織内の管理対象ユーザーの数は、請求対象ユーザーの数と同じか、それ以上になります。請求対象外の認証ポリシーに該当する管理対象ユーザーは、請求対象ユーザーとはみなされません。 |
すべての組織管理者は、admin.atlassian.com の中で他の組織管理者を追加または削除できます。
注: 組織管理者になるユーザーは、その時点ですでにサイト管理者である必要はありません。 |
いいえ、チケットを登録するだけの Jira Service Management (JSM) ポータルのみのアカウントは、Atlassian Guard Standard の請求対象とはみなされません。Atlassian Guard Standard の請求対象となるのは、管理対象アカウントを使用してログインする JSM エージェントのみです。 |
請求担当者および技術担当者の管理は、my atlassian.com を通じて行います。これらの管理担当者を更新するための完全な手順は、このドキュメントでご確認ください。 |
有料サブスクリプションに登録されているお客様は、次回見積請求額が前回請求額より増えている場合、請求日の 3 日前に、すべての請求連絡先および技術連絡先の担当者にメールが送信されます。請求連絡先および技術連絡先の管理は、My Atlassian を通じて行うことができます。 |
Atlassian Guard のトライアル
Atlassian Guard は組織全体のクラウド サブスクリプションなので、トライアルにサインアップするにはご自身がサイト管理者である必要があります。 Atlassian Guard Standard の評価を開始するには、次の手順に従います。
今後、Atlassian Guard Premium のトライアルも一般提供される予定です。その際、手順はここに追加されます。アトラシアンのロードマップに登録して、進捗を追跡しましょう。 |
Atlassian Guard Standard のトライアル期間は 30 日間です。組織を作成してドメインを検証してから、組織管理者として Atlassian Guard Standard にサブスクライブできます。[30 日間無料トライアル] をクリックすると、トライアルが開始されます。その組織管理者は、Atlassian Guard Standard のトライアルを開始した後、SAML シングル サインオンおよび 2 段階認証を設定する必要があります。 |
組織管理者は、トライアル期間中にいつでもクレジットカード情報や PayPal アカウント情報を追加できます。支払い情報を追加すると、30 日間のトライアル期間が終了後、月間サブスクリプションにサインアップされます。トライアル期間が終了すると、登録済みのカードに対して、翌月のサブスクリプションが自動的に請求されます。 年単位でのお支払いをご希望の場合は、お問い合わせください。クレジット カードまたは銀行振込 (日本では小切手には対応しておりません) にてお支払いできる見積もりをご用意します。 トライアル期間の終了後、まもなくしてお支払いの受領を確認できなかった場合は、Atlassian Guard Standard サブスクリプションが登録解除されます。その際、次のような変更が行われます。
組織および検証済みドメインには、サブスクリプション解除による影響はありません。組織管理者は引き続き、管理対象ユーザーのアトラシアンアカウントを表示および更新できます。 |
認証ポリシー
認証ポリシーは、ユーザーが組織に属するアプリにアクセスする際の認証方法を定義します。こうしたポリシーは、各ユーザーの本人確認を行うことで、セキュリティ インシデントから組織を保護することを目的としています。 |
Atlassian Guard の組織管理者は、組織内のさまざまなユーザーのサブセットに適用するために複数の認証ポリシーを設定できます。組織管理者は小規模なユーザー サブセットに対して SSO を有効にすることで、SAML 設定を組織全体に展開する前に認証ポリシーをテストできます。 認証ポリシーを通じて可能な設定については、以下の表を参照してください。
また、Atlassian Guard 組織管理者には、1 つの認証ポリシーを選択して、請求対象外ポリシーにするオプションも用意されています。この請求対象外ポリシーは、Atlassian Guard サブスクリプションから除外されます。組織管理者が Atlassian Guard 機能 (SSO、2SV など) を適用しないユーザー サブセットがある場合は、そのサブセットにこのポリシー (既定ポリシー以外) を適用することで、これらのユーザーが Atlassian Guard の請求対象外となります。 |
管理対象アカウントは、認証ポリシーのためのユーザーのプールがあります。ポリシーのメンバーとなるユーザーを割り当てます。組織には、まずデフォルト認証ポリシーが適用されます。デフォルト ポリシーには、メンバーのログイン設定が含まれます。新しい管理アカウントを提供する場合、デフォルト ポリシーにメンバーとして追加します。 詳細については、認証ポリシーについて理解するを参照してください。 |
請求対象外ポリシーを使用すると、Atlassian Guard サブスクリプションで特定のユーザーに対する請求を回避できます。請求対象外ポリシーのメンバーには請求されません。 設定できる請求対象外ポリシーは 1 つだけです。Atlassian Guard のサブスクリプションでは、請求対象外ポリシーを 1 つのみ作成できます。請求対象外ポリシーでは、メンバーのセキュリティが制限されます。認証ポリシーを編集してポリシーを請求対象外にすると、次を実行できなくなります。
ポリシーを更新することで、すべてのセキュリティ設定に簡単に元に戻せます。実行すると、ポリシーのメンバーが Atlassian Guard の請求対象となる可能性があります。 既定ポリシーは請求対象外ポリシーにはできません。既定ポリシーは常に請求対象となります。特定のメンバーに対する請求を避けたい場合は、別のポリシーを請求対象外にして、そのポリシーにメンバーを追加します。 詳細については、認証ポリシーについて理解するを参照してください。 |
月間サブスクリプション
Atlassian Guard Standard の請求額は、Atlassian Guard Standard のサポート対象製品 (Jira、Confluence、Bitbucket、Jira Service Management のエージェント、Trello) のいずれかにアクセスするユニーク ユーザーの総数に基づいて計算されます。ユーザーは、そのユーザーがアクセス権を持つ製品またはサイトの数にかかわらず、請求対象ユーザー 1 名としてカウントされます。 |
Atlassian Guard Standard は累進価格を採用しています。見積もりを確認するには、Atlassian Guard オンライン価格シミュレーター ツールをご利用ください。 |
請求期間の最終日に、組織内のユニークユーザーの数に基づいて、登録されたクレジットカードまたは PayPal アカウントに対して自動的に請求が行われます。登録された連絡先担当者には、購入の確認書と支払い済み請求書が送られます。 |
Atlassian Guard のどちらのプランでも、少なくとも 1 つのサポート対象製品にアクセスしたユニーク ユーザーの総数に対して請求が行われます。 Atlassian Guard Standard の場合:
Atlassian Guard Premium の場合:
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現在、Atlassian Guard Premium には制限があり、すべてのお客様にはご利用いただけません。請求やライセンスに関するご質問など、Atlassian Guard Premium の詳細を確認するには、Atlassian Guard Premium のご利用に関心がある旨をご登録ください。お客様が選ばれた場合は、アトラシアンのチームからご連絡を差し上げます。その際に、さらなる詳細をお知らせします。 |
Atlassian Guard Standard の請求は、管理対象アカウントが次のいずれかのサポート対象製品へのアクセス権を取得したときに発生します。
個々のサイト管理者は、各サイトの特定の Jira および Confluence サイトのユーザーを管理します。管理対象ユーザーを無効にする前に、組織の他のサイト管理者と連携することをおすすめします。 組織管理者は、ユーザーのアトラシアンアカウントを無効にして、アトラシアンアプリケーションへのアクセス権を削除することができます。ただし、無効にされたユーザーは、アトラシアンアカウントを使用して技術サポートチケットを起票することも、各自の my.atlassian.com アカウント、community.atlassian.com、およびその他の無料サービスにアクセスすることもできなくなることに注意してください。 Atlassian Guard Standard でユーザーの Atlassian アカウントを無効にするには、次の手順に従います。
無効になったアカウントは Atlassian Guard Standard の請求対象としてカウントされません。ユーザーのアカウントは、[管理対象ユーザー] 画面からいつでも再有効化できます。 |
ユーザーには、管理対象ユーザーと請求対象ユーザーの 2 種類があります。 管理対象ユーザーを表示する場合、組織管理者は以下の操作を行います。
請求対象ユーザーは、以下の Cloud 製品に対するアクセス権を持つ管理対象ユーザーです。
請求対象ユーザーの合計数を確認する場合、組織管理者は以下の操作を行います。
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はい、カウントされます。Atlassian Guard Standard によって管理されるドメインで Jira、Jira Service Management、または Confluence Cloud の Free バージョンにサインアップしたユーザーは、Atlassian Guard Standard サブスクリプションの請求対象ユーザーに含まれます。 Atlassian Guard Standard では、クラウド製品へのアクセス権を持つユーザー 1 人につき 1 回のみ請求が行われます。ユーザーが有料の Jira サイトと無料の Jira サイト両方のアクセス権を持っている場合は、各請求サイクルで 1 回のみ請求対象としてカウントされます。 |
請求対象ユーザーは、Atlassian Guard Standard のサポート対象である、次のいずれかの製品へのアクセス権を持ち、有効化されている管理対象ユーザーです。請求対象外の認証ポリシーに該当する管理対象ユーザーは、請求対象ユーザーとはみなされません。 Atlassian Guard Standard のサポート対象製品:
ユーザーは、自身がアクセス権を持つ製品またはサイトの数に関係なく、すべての製品にわたって 1 人の請求可能なユニーク ユーザーとしてカウントされます。特定の製品やサイトについて支払うのではなく、ユーザー 1 人につき 1 回支払うだけです。 |
Jira Service Management (JSM) では、チケットを処理する JSM エージェントのみが Atlassian Guard Standard の請求対象となります (これらのエージェントが他の Atlassian Guard Standard に互換する製品のいずれかへのアクセス権を持っていないことを前提とします)。JSM チケットを登録するユーザー (ポータルのみのアカウント) は、その他の Atlassian Guard Standard に互換する製品へのアクセス権を持たない限り、請求対象とはなりません。 Atlassian Guard Standard のさまざまな請求シナリオについては、アトラシアンのドキュメントをご参照ください。 |
月間サブスクリプションのお支払いを迅速に行っていただけるよう、当社はクレジットカード (Visa、Master Card、American Express)* または PayPal によるお支払いのみを受け付けています。 *申し訳ございませんが、月次更新に Discover クレジットカードはご利用いただけません。 |
組織管理者は、登録されたクレジットカードを以下の方法で更新できます。
主要な請求担当者は、My Atlassian からもクレジットカード情報を更新できます (Paypal の情報は admin.atlassian.com の [請求の詳細] 画面でのみ更新できます)。 新しいカードまたは PayPal アカウントへの請求は、次の請求日に行われます。 |
トライアル期間中に年間サブスクリプションに切り替えたい場合は、サブスクリプションの種類を切り替える手続きについてお問い合わせください。 有料の月間サブスクリプションから年間サブスクリプションに切り替えたい場合、組織管理者は admin.atlassian.com の [billing (請求)] セクションに移動し、[Billing Details (請求の詳細)] をクリックします。次に、[Switch to an annual payment plan (年払いプランに切り替え)] リンクをクリックして年間見積もりを生成し、見積もりに従って後払いにするか、クレジットカードで即時決済するかを選択できます。 |
月間の請求額を減らすには、いくつかの方法があります。
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年間サブスクリプション
Atlassian Guard Standard の請求額は、Atlassian Guard Standard のサポート対象製品 (Jira、Jira Service Management (エージェント)、Jira Product Discovery、Confluence、Compass、Bitbucket、Trello) のいずれかへのアクセス権を持つユニーク ユーザーの総数に基づいて計算されます。ユーザーは、そのユーザーがアクセス権を持つ製品またはサイトの数にかかわらず、請求対象のユニーク ユーザー 1 人としてカウントされます。 |
Atlassian Guard Standard では、Jira や Confluence Cloud と同じように累進的な料金設定を採用しています。そのため、ユーザー数が増えると、割引率もより高くなります。 年間サブスクリプションの見積もりを算出するには、Atlassian Guard オンライン価格シミュレーター ツールをご利用ください。 |
Atlassian Guard の 1 年分のサブスクリプションを前払いでご購入いただく必要があります。年間サブスクリプションはユーザー数に基づいて計算されます。現在、年率で 2 か月分相当の料金が無料になります。 |
Atlassian Guard Standard の請求は、管理対象アカウントが次のいずれかのサポート対象製品へのアクセス権を取得したときに発生します。
個々のサイト管理者は、各サイトの特定の Jira および Confluence サイトのユーザーを管理します。管理対象ユーザーを無効にする前に、組織の他のサイト管理者と連携することをおすすめします。 組織管理者は、ユーザーのアトラシアンアカウントを無効にして、アトラシアンアプリケーションへのアクセス権を削除することができます。ただし、無効にされたユーザーは、アトラシアンアカウントを使用して技術サポートチケットを起票することも、各自の my.atlassian.com アカウント、community.atlassian.com、およびその他の無料サービスにアクセスすることもできなくなることに注意してください。 Atlassian Guard Standard でユーザーの Atlassian アカウントを無効にするには、次の手順に従います。
無効ユーザーのアカウントは、[managed user (管理対象ユーザー)] ページからいつでも再有効化できます。 |
請求対象ユーザーの合計数を確認する場合、組織管理者は以下の操作を行います。
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現時点では、my.atlassian.com やadmin.atlassian.com 内でのアップグレード見積もりの作成はできません。 アップグレード見積もりを依頼するには、お問い合わせください。 |
更新日にアップグレードまたはダウングレードすることをご検討中のお客様は、お問い合わせフォームで当社にご連絡ください。 |
お支払いは、クレジット カード、銀行振込、郵送小切手、ACH (米国の銀行のみ)、Net-30 条件 ($10,000 を超える注文の場合) で行うことができます。お支払いの詳細は、正式な見積書の最初のページおよびアトラシアンの [How To Pay (支払い方法)] ページに記載されています。 |
組織管理者は、admin.atlassian.com の [Billing History (請求履歴)] ページで請求書を閲覧できます。主請求連絡先および技術連絡先の担当者は、My Atlassian から請求書と見積書を閲覧できます。 |
主請求連絡先および技術連絡先の担当者には、請求期間最終日の 60 日前に更新見積書が送られます。これらの担当者は My Atlassian から更新見積書を取得することもできます。 更新日にアップグレードまたはダウングレードすることをご検討中のお客様は、お問い合わせフォームで当社にご連絡ください。 |
組織管理者は、admin.atlassian.com の [サブスクリプションの管理] ページでライセンスの使用状況をいつでも監視できます。ライセンスユーザーの最大数を増やす必要がある場合は、アップグレード見積もりについてお問い合わせください。 |
サブスクリプションの解除と返金
Atlassian Guard Standard のトライアルまたは有料サブスクリプションの登録を解除する場合は、組織管理者が次の操作を行います。
SAML シングルサインオンと 2 段階認証の機能が直ちに終了し、以下の変更が発生します。
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Atlassian Guard Standard のサブスクリプションの登録を解除すると、次のように変更がただちに行われます。
ただし、SAML や SCIM などの重要な設定は保持されます。ご利用の組織や検証済みドメインには、サブスクリプションの登録解除による影響は及びません。組織管理者は引き続き、管理対象ユーザーの Atlassian アカウントを表示、管理、更新できます。 サポートにお問い合わせのうえ、Atlassian Guard Standard サブスクリプションを再有効化すると、設定を復元できます。サブスクリプションの登録を解除したあと、14 日以内にサブスクリプションを再有効化すれば、SAML や SCIM などの Atlassian Guard Standard の設定が永久に失われることを防げます。 詳細はアトラシアンのドキュメントをご参照ください。 |
Atlassian Guard Standard の返金対象となる期間は、月間サブスクリプションのトライアル期間後に有料となる最初の 1 か月以内と、年間サブスクリプションのお支払い後の 30 日以内に限られます。この期間が経過すると、返金対象外となります。 |
サーバー製品とクラウド製品は相互交換できず、初回購入時から 30 日を経過すると返金対象外となります。詳細については、Cloud の返金に関する FAQ をご覧ください。 |
利用規約
クラウドの使用は、アトラシアン カスタマー アグリーメントおよび製品別規約に基づきます。 |
アトラシアンの現在の価格構造では、当社の標準の利用規約に変更を加えることはできません。当社の価格モデルと、個別契約の作成と管理にかかるコストをご考慮いただき、お客様との個別契約には対応いたしかねますことをご理解くださいますようお願いいたします。 |