Chef + アトラシアン
アトラシアン製品で DevOps を進化させた Chef
業界
先端技術
DevOps
場所
ワシントン州シアトル
製品
ページを共有
Chef は、DevOps ワークフロー向けの Chef Automate プラットフォームを作っている企業です。何万もの開発者が、Chef を使ってインフラストラクチャをテスト、自動化、管理しています。
課題
DevOps の最先端を行く、シアトルを拠点とするこの企業は、Chef、InSpec、Habitat、Chef Automate などの製品をリリースし、ソフトウェアやアプリケーションを開発、リリースする新しい方法を進化させてきました。独自の DevOps プラクティスをテスト、改良するために、Chef はアトラシアンのプラットフォームを活用しています。
解決策
Chef はまず、バグ追跡のために Jira を導入しました。アジャイルおよび DevOps プラクティスに習熟するにつれ、アトラシアンの活用方法もヘルプデスクやチケット管理システムから、より全体的な製品管理ソリューションへと進化しました。アトラシアンを利用することにより、Chef は個々の機会にビジネス価値を付加し、優先すべきことをチームが理解できるようにしました。Chef のプロダクト マネージャー、Julian Dunn 氏は次のように話しています。「Jira は、私たちがアジャイルな考え方にとらわれずに DevOps アプローチを構築するのに役立ちました」
アトラシアンのおかげで開発と運用を単一のプラットフォームにまとめられました。
「DevOps は、開発でさらに多くのオペレーションができるように進化しました。これが Chef のやり方です。」Dunn 氏はこう付け加えます。Chef 自体に QA チームはもはやありません。「とはいえ、開発したら丸投げというわけにはいきません。エンジニアが QA、文書作成、テスト実行の責任者となり、ソフトウェアをお客様にお届けしています。」
現在、5 ~ 6 人のエンジニアリング チームが軽量なアジャイル プロセスに Jira を使用しています。それまで Chef では、複数の Jira インスタンスと、大きくカスタマイズしたボードとワークフローを使っていたため、管理が難しくなっていました。現在はできるだけ既定値を使って、パイプラインをクリアな状態に保ち、バックログが大量にならないようにしています。また、Jira を使うことにより、運用ニーズのバランスを取りながら顧客価値に注力することができます。「アトラシアンのおかげで全体が可視化され、常に最高の製品をお客様にリリースできるようになりました」と、Dunn 氏は話しています。
Chef は、アトラシアンの幅広いツール セットも利用しています。同社は Jira と Confluence を統合し、エンジニアのためのプロセスと手順のナレッジ ベースとして、また、コンテンツ階層を持たない Google ドキュメントのアーカイブに代わるものとして活用しています。IT チームは、ハードウェアの問題の解決といった社内サポートに Jira Service Management を使っています。Dunn 氏は次のように話しています。「同じプラットフォーム上で Dev と Ops を実行できる企業はアトラシアンだけです」
マーケティングなどのビジネス チームも、Trello を使用して To Do リスト、四半期計画、その他の短期プロジェクトを追跡しています。法務チームは、契約など進行中のすべての作業を Trello を使って管理しています。また、人事チームは、Trello で従業員ハンドブックをホストしています。「Trello なら、どのチームでも簡単かつ迅速にワークフローを始めることができます」と Dunn 氏は説明します。
メリット
マーケティングから法務、エンジニアリング、オペレーション、IT まで、アトラシアン製品により、Chef のチームおよびワークフロー全体で可視性とコラボレーションが向上しています。Chef の DevOps プラクティスが進化すると同時に、Chef 製品を利用している個々のお客様のプラクティスも進化しています。
Jira が DevOps 導入をご案内します
Amadeus は、主力製品である Altéa Customer Management System によって、航空会社、ホテル、鉄道、船旅会社、その他の旅行業者を世界中の 10 万を超える旅行代理店とつなげています。
サイロ化したスタートアップから、チームの連携が取れた企業に生まれ変わった AppDynamic の事例をご紹介します。