スタッフ
6 ~ 12 人
準備時間
15 分
所要時間
30 ~ 60 分
難易度
中
プレイの実施
グループをリードする進行役とプレゼンター 1、2 名を決めます。進行役は学習サークルを主導している人 (きっとあなた!) か、そのトピックに詳しい人を選びます。
準備物
ペン
用紙
プレゼンテーション (必須ではありませんが、あった方がよいでしょう)
準備
トピックとプレゼンターを決める
グループは、そのチームがどのような課題を抱えているのか、またはどの分野での成長に興味があるかに基づいてトピックを選択します。トピックの内容は一般的な成長に関するもの (たとえば信頼、交渉など) またはチームに特化した改善点 (たとえば「前回の問題は何が原因だったのか」、「お客様のインサイトをどのようにもっと取り込めるか」など)、何を扱っても構いません。
必要に応じて専門分野に基づいて (たとえば、停止の原因や開発のベスト プラクティスを議論する際の SRE リードなど) またはプレゼンターが学んで共有したいという希望 (たとえば、専門能力の開発に関するトピックなど) に沿って、プレゼンターを選出します。
プレゼンターの準備:
プレゼンターは、共有しているトピックに関して詳細を調べて準備したうえで参加する必要があります。このトピックが参加者にとって重要な理由とこの分野を改善すると参加者が得られるメリットを答えられる資料を準備します。
進行役の準備
進行役は会議室の予約とビデオ回線を準備する必要があります (リモートで参加するチーム メンバーがいる場合)。招待のコンテキストに、このプレイへのリンク、トピックの背景情報、プレゼンターの名前を追加します。
ヒント
ある特定のスキルを教えることに焦点を当てる場合は、チーム メイトのことを忘れないでください。社内のエキスパートに話を聞くことは、専門性を高めるための優れた方法です。これによって、プレゼンテーションに関連する内容を取り入れられます。
ステップ 1
準備する (10 分)
セッションの目的を説明する: チームが学ぶために体系化された専用の時間を設けて、各参加者が仕事の改善につながる新しい手法を学びます。進行役は基本原則を設定して、安心して学習できる環境にいることを説明する必要があります。
次のルールをおすすめします
- 割り込まない。
- セッションで共有された内容は外部に共有してもいいが、属性は付けない (チャタム ハウス ルール)。
- すべてのコメントやアドバイスは行動や影響に焦点を当てて、個人の性格に焦点を当てない。
- (オプション) プレゼンターがリアルタイムの質問に対応できるのか、または最後に質疑応答を行うのかを明確にする。
全員が簡単に自己紹介して、次のことを共有します
- 名前
- 役割やチーム
- トピックに関する過去の経験、または学びたい内容
進行役は、参加者が何に焦点を当てたいのかメモを取り議論を進行します。
ステップ 2
プレゼンテーション、アクティビティ、演習 (20 分)
プレゼンターはトピックについて学んだこと、その情報源について共有します。小グループに分かれてブレーンストーミングし「この例の問題点は何か」を共有したり、他のアクティビティを通してセッションをよりインタラクティブにしたりすることも検討します。グループで行うアクティビティを含むプレゼンテーションには、優れたフィードバックが伴うことが判明しています。
スライド デッキのサンプル
ステップ 3
プレゼンターへの質問 (5 分)
プレゼンターに質問するために 5 分間とります。議論に十分な時間が残るように、しっかりと時間を管理しましょう。
ステップ 4
ディスカッション (20 分)
進行役は、プレゼンターをエキスパートと位置づけて議論を進める必要があります。他のチーム メンバーにそれぞれ質問や専門知識を共有するように促します。
議論が煮詰まったら、次の質問をして再活性化させましょう。
- このトピックについて共有できる他の経験や専門知識はありますか?
- 私たちが省いたトピックや考慮事項の観点で、重要なものはありますか?
- この情報を日々の業務にどのように取り入れますか? またはその実行例がありますか?
ステップ 5
ふりかえり (5 分)
参加者たちがセッションを通して学びたかったことや得たかったものが得られたのかを、各自ふりかえります。今後のトピックのアイデアを集めるいい機会でもあります。
成果の確認
チームでヘルスモニターセッションをすべて通しで、またはチェックポイントを実施して、改善しているかどうかを確認してみましょう。
その他のパターン
教育の輪
隔週または月単位で繰り返して、チームの教育プログラムを構築します。成功するプログラムは多くの場合、異なる部署からの参加者やより経験のある進行役を有する、同等の習熟度を持つ参加者によって構成されます。部署を限定したプログラムを構築する場合は、同等の習熟度を持つ参加者の代わりにアイデンティティー グループを選択できます。
帰属意識の構築に焦点を当てる際は、参加者が学習の成果に力を注いで積極的にミーティングに参加しているかどうかがプログラムの成功に大きく影響します。
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